2025/07/15

R7.7.16 落語

  中学年の子どもたちを対象に、落語家・綴家段落(つづりや だんらく)さんをお招きし、落語を聞く機会をいただきました。段落さんの話芸はたいへん魅力的で、表情や身ぶり手ぶり、そして何より「言葉だけ」で情景や人物を表現する技に、子どもたちはすっかり引き込まれていました。登場人物の声色の使い分けや、間の取り方、ユーモアを交えた語り口など、聞いているだけで頭の中に光景が浮かぶような、まさに“想像の世界”を旅する時間でした。子どもたちは終始笑顔で、普段とはまた違った表情を見せてくれました。話し方の工夫や、言葉で相手に伝える力は、日常生活の中でも大切な力です。今回の体験を通じて、コミュニケーションの面白さや奥深さに気づいた児童も多かったのではないかと思います。子どもたちが多様な文化に触れ、豊かな感性や表現力を育んでいける機会となりました。貴重な学びの機会をくださった綴家段落さんに心より感謝申し上げます。

*下の写真は準備を待ちきれず中の様子を覗いている様子です